2017年4月1日土曜日

森友学園の完成済み?の校舎は今後どうなるのであろうか

以下は、単なる疑問と当てずっぽうの予想を示したものである。

森友学園疑惑に対する世間の反発は大きく、おそらく、開校を断念せざるを得ないであろうが、そうなると、完成済みのハコモノは、どのように扱われることになるのであろうか。当該物件は、伊丹空港からも近く、高速道路の直近でもある。つまり、交通の便に優れる。学校は、飲食店を他の飲食店に改修するように、「居抜き物件」という形で活用する訳には、なかなかいかない。森友学園の校舎を活用するとなれば、転用が検討されることになろう。校舎として利用する限りは、耐震性も高い良質の建築物であるということにもなろうが、企業がオフィスとして利用するには、水回りや電源回りや防犯設備(扉・壁・窓)を改修する必要がある上、用途によっては、補強まで必要となるであろう。それに、遮音性についての近年の校舎のトレンドは、廊下との一体性を感じられる教室というものである。このため、小オフィスとして、異なる事業者に小区画を提供するためには、遮音性能の優れた壁を入れる必要が生じるため、思ったよりカネがかかるかも知れない。この点を考えると、譲渡されるとすれば、一つの団体・企業体に対して一括する、という形式が適していることになるのであろう。

陰謀論者にありがちな誤りは、何でも関連付けてしまうというものである。とはいえ、一国ひいては世界に大きな影響を与えるような事件は、相互に無関係ではないと理解した方が、よほど理解しやすい構図を得られる。この仮説は、一回限りの近・現代史においては、もはや法則と呼んでも良いほどである。このため、森友学園の校舎の転用先についても、他の重大事件との絡みがあるものとして検討する作業は、何らかの知見をもたらす可能性がある。

他の事件との絡みを考慮した上であっても、学校法人に対して譲渡するという方法が、校舎を最も有効かつ安価に活用する方法であろう。次点は、高齢者介護施設あたりか。病院に転用するためには、より大規模な改修が必要となるであろう。大穴は、ギャンブル依存症患者の自立施設とか、IR施設すなわちカジノそのものとか。本稿が最後の候補を記しておきたいがために用意されたものであるということは、公然の秘密である。大穴と本命の関係も、大阪という土地においては、別に遠いものではない。

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