2016年1月13日水曜日

テレビを見ていたらサイレン音は自宅に80dBで届かないと聞こえないだろう

 千葉県北西部在住の人が1ヶ月間に50回の(救急車の)サイレンを聞いたという話を検討した(リンク)が、一部情報を更新してみるための材料をメモしておく。

 井上 恵子氏の『All About』のガイド「マンションの騒音はどこまで許されるのか(リンク)」には、東京都のウェブサイトを引用する形で、生活音の程度が示されていた。テレビの音圧が57~72dBとある。

 テレビを点けて家の中にいたら、壁やサッシを透過することがほとんどであろうから、サイレン音の聞こえる距離は、数百メートル程度にまで低下するだろう。自宅外壁に50dBで到達したサイレン音は、まず確実に聞こえないだろう。80dBで到達したなら、気付くかもしれないという程度である。



※ サイレン音は970Hz~760Hz、ただし相対的な走行速度により周波数が変わるであろう。
サッシ遮音性能についてのJIS A4706及びA4702等級曲線から遮音性能を求めると25dB。

建物性能の基礎知識/遮音性能
http://www.house-support.net/seinou/oto.htm

ヘタのモノ好き - 救急車サイレン音の研究
http://www1.bbiq.jp/toshitin/ambulance-siren.html

生活騒音|東京都環境局 大気・騒音・振動・悪臭対策
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/air/noise_vibration/daily_life_noises.html

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