天皇陛下の生前退位と英メイ新首相の就任の深い因果関係 - 国際情勢の分析と予測http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/cd1a4eeb381a5c863c0cf69eac6c64b1
上掲リンク中で、ブログ主は、サッチャー元首相が非難される役回りであったと記しているが、この理解は、サッチャー氏→メージャー氏の時分に、親の都合で英国に住んでいた私からすれば、随分と異なる印象を受ける理解である。むしろ、当時の生活の苦しさに対しては、メージャー元首相が戦犯扱いされていた。サッチャー氏が人頭税構想を掲げたときには、もちろん、反発が存在し、退任がやむを得ないという理解が存在はした。しかし、それよりも、メージャー政権時の停滞ぶりの方が際立つ形で批判されていたように記憶する。
これは、私がガキの時分とはいえ、(中産階級以上の社会と理解できる複数場面において、)複数の英国人の成人から直接伺った話である。私の中では、この分析者の推理よりも、メージャー元首相に対する批判に接したという経験の方が、現時点においても、肌身感覚に適うものである。私の肌身感覚が誤っているとすれば、そこには、何かの理由があるのであろう。逆に、私の直感が現実に近かった場合には、このブログ主の理解(と彼に対する評価)こそが修正されるべきであって、現実に対する通俗的な理解への影響は、限定的なものに留まるであろう。
#上掲の記事で取り扱われている話題は、陰謀論者や日本語話者のマスコミの「飼い犬」がサッチャー氏をいかに理解するかというものではなく、英国社会一般が当時からサッチャー氏をいかに理解していたか、というものであることに注意されたい。また、現時点における回顧的な評価が話題となっているわけでもない。
奈良県に係る推理については、場所に限れば、受け入れられるように思う。しかし、なぜ、あの辺であるのかについては、私には、系統的な勉強が必要である。宮元健次氏の『江戸の陰陽師』(私の書評)か、同氏の別の書籍に、太陽信仰を基本として、夏至に三輪山が見える場所に京を用意した旨の記述があったような気がするのであるが、私のメモには残されていないので、再度読み込む必要がある。
江戸の陰陽師―天海のランドスケープデザイン : 宮元 健次 : 本 : 関東 : Amazon.co.jp
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靖国神社の徳川康久宮司が「明治維新という過ち」と発言、靖国神社=官軍の正義を否定 - 国際情勢の分析と予測
http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/394c3698c487c8bd0d11aba94afc6f7f
下記の引用部分は、「分かりやすい嘘」ではなく、「ブログ主の不明」を端的に示す見解と言えよう。なぜか。同ブログの考察は、福島第一原発事故による影響について、一貫した態度を有さないからである。上に紹介した記事では学研都市遷都に触れながら、下記の引用部分では原発事故の影響を一顧だにしない。この場当たり的な思考方法は、「現政権から寿司友に下された選挙報道に係る指示内容」(#これは、比喩であって、具体的な経路を意味する訳ではないが、斉一的な「分析方法」がほぼ日を違えずに大マスコミから示されるという、偶然に一致した状況を意味しており、併せて、その背景要因を私なりに推測したものである。現政権の閣僚とマスコミの主要メンバーが食事したという外形的事実自体が、国際的標準から外れていることは事実である。)と同程度である。
それに、同ブログ主が下記で示唆するほどに、現政権の腹芸が上手なのであれば、とっくに、「実は、われわれは馬鹿ではないのです」アピールを、多くの情報に取り混ぜ、日本国民の資産を保全することに成功していたであろう。加えて、日本社会に散在する知恵は、段違いに活用されていたであろう。
しかし、実際、選挙における不正のあり方を検討する限り、現政権は、リチャード・アーミテージ氏と同程度でしか、数字に明るくないのである。このとき、現政権程度の数的センスしかない人々が、国際金融資本の側の代理人であることが明らかなアーミテージ氏を完全に出し抜いて、下記のような合法的な政変を企むことなどできようか。総合力において明らかに秀でていなければ、ここまでの逆転劇を実現させることは、不可能であろう。少なくとも、ナイ・アーミテージレポートが日本国内の国益確保派の努力によって、現政権下において骨抜きにされているという事例を、私は、まったく知らない。
新自由主義的な政策を掲げる清和会が日本の首相を務めることで、敵である国際金融資本の目を欺く目的と想像する。【...略...】そして、安倍首相が浴びた罵声や成長の家の離反は、近い将来に新自由主義的な清和会政権が崩壊し、大東亜共栄圏の正義を追求する帝国陸軍系勢力、具体的には経世会・日本社会党・朝鮮総連・北朝鮮政府などの流れを組む人々に政権が移行するというコペルニクス的転換が起きることを示唆する。それは、今回の参院選では無く、次の衆院選かもしれない。清和会の人々は俳優として新自由主義を賞賛しつつ、裏では自分達の退場によるコペルニクス的な政策転換を起こす為に経世会・日本社会党・朝鮮総連・北朝鮮政府などと密接に協力しているものと想像する。
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