2016年7月25日月曜日

調査の際の表計算ソフトウェアの扱い方の基本(メモ)

 調査を行うときの表計算ソフトウェアの扱い方の基本を記しておく。本記事は、随時改訂する可能性が高い。(ほかにウェブサイトを作り、対応するかも知れない。)

 表計算ソフトのデファクトスタンダードは、Microsoft社の『Excel』であるから、これを念頭に置いた記述とする。以下に示す作業を怠ると、普通に『Excel』を扱える程度の人物なら、後で悶死する程の苦しみを味わうことになる。私も、作成者の自他を問わず、データを扱う場合には、常に苦しんでいる。
  1. 列名は、1行に収めること。
    • 説明を加えたいなら、別のシートを作成して、そこに思う存分書き込めば良い。
    • 列名には空白記号やナカグロや半角カタカナを使わない。文字数もできれば少なく。
    • 完全に安全であると見なせるのは、半角英数文字で8文字まで、先頭はアルファベットで。
  2. セルの結合を用いないこと。
    • 同じことを繰り返したいのなら、セルをコピペすれば良い。
    • 『Excel』では、結合されたセルの扱いが不統一な状態にある。内部のVBA関数の引数でさえ、引数の取り方に怪しいものが含まれることがある。バージョンによっても扱いが異なる場合もある。
  3. セルに入力規則を定めておくこと。
    • 半角・全角の区別が必要かもしれない。特に分析にかけられることが想定されるデータの場合には、数字と文字列との区別が大事である。
    •  「○」と「×」を示したい場合には、工夫が必要である。一番良いのは、○なら半角数字1(イチ)を、×なら半角数字0(ゼロ)を割り当てることである。
  4. データの入力範囲を矩形に定め、範囲内には必ず値を入力すること。
    • データ未入力のセルがないようにすることが大事。データ未入力=未調査だと分かるからである。
    • 調査を省略したり、対象が存在しないなどの場合には、NA()関数が便利。
       

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