2015年11月18日水曜日

都市と地方:私論、メモ(1)


 地方が「モノの生産の場」であり都市が「情報の生産の場」である、と上田篤氏は指摘する。また、三浦展氏の言うことには、都市は「モノの消費の場」であるとも言う。歴史人口学においては、江戸は「人命の消費の場」であったと考えることもできる。都市居住人口が人口を再生産しない、少なくとも都心居住時に子どもを作ることを見送っているという事実があれば、この命題は、日本においては、時代を超えた普遍性があるということになる。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントありがとうございます。お返事にはお時間いただくかもしれません。気長にお待ちいただけると幸いです。