2023年8月2日水曜日

(一言)Windows 11機におけるサービス監視の実態

わが国を含む「西側諸国」において、多くのプロプライエタリソフトウェアが使用時に求めるEULAには、嫌なら使うなと云わんばかりの態度が透けて見えるが、この不遜は、あくまで世の諸条件(が共通の善と呼べるものに即して整えられていない未熟さ)により許されている(かに見える)ものに過ぎない。(法の執行力が相対的に強大であり、かつ、世界一位の人口ゆえに魅力あると映る市場を提供する)中華人民共和国に対するMSFTの今までの態度は、MSFT側の二枚舌を余すところなく示す。2001年9月11日の米同時多発テロ事件は、不透明であったEULAの効力を盾として、大した危険を囀っても居ない人々のPCまでをも超法規的かつ不当に監視する言い訳を当局(ならびに当時は現時点よりも強大であったディープ・ステイト共)に提供する出来事として、悪用された。わが日本においては、少なくともここ数年、これらに対する批判を述べる者には十分な監視(ならびに必要に応じた嫌がらせ)が行われる一方で、同様の異議申立に与さぬ従順かつ敬虔な宗教的市民は、当局の側の軽侮ゆえか、同様の扱いを受けずに済んできたものと見える。

しかし同時に、EULAを盾とする当局ならびにIT大手企業・これらと利益共同体を形成するマスゴミ(、つまりディープ・ステイト共の一部)は、伊藤穣一と櫻井よしこの如き言説を一方で放置して殊勝にも両名の建前を受容しているふりを見せつつも、伊藤がジェフリー・エプスティーンから研究資金を受領した事実を非難する側にのみ(一見)苛烈な監視(ならびに各種の不法行為)を適用す(るかに見え)るという不公正な現実を、監視(ならびに嫌がらせ)の対象者には十分過ぎる位に見せつけてきたが、この人に知られにくい(、非対称的なリソースに基づく・抑圧される側にのみ正義が存在しうるという両点の性質を有する)行為の応酬は、現在の第三次世界大戦の一局面として特筆するに値する。というのも、(私もこれに含まれるが)単なる志があって声を上げただけの市民が不公正にも抑圧されていく一方で、真のワル共が不都合な事実を暴かれるもマスゴミには実質的に無視され、当局もこれらの行為を断罪しようともしないという実績こそが、この(真のクリスチャンなら「霊の」という形容詞を付すであろう)大戦を出来る限り穏便に収める過程あるいは条件と認められるからである。本稿は、その一端を示すために編まれたものである(。なお、この論証を本稿以上に求める者に対しては、私が本件に先立つ論証を散々ツイッターで囀った挙句に本段落に示唆したように不遇を託ちつつ生きることとなった過程を既に無視した点、恥を知れとでも言っておく)。




いつからと明言できぬのが、私の泥縄式の生き方そのものを反映しているのであるが、とまれ、今年1月中にやむなく購入したWindows 11機(Home Edition)のサービス中、アンダーバーが付され、かつ、5桁あるいは6桁の連続する16進数と思しき[0-9a-f]が付されたものになっているのは、以下の通りである。

  1. Agent Activation Runtime(AarSvc)
  2. Bluetooth ユーザー サポート サービス(BluetoothUserService)
  3. CaptureService(CaptureService)
  4. Connected Devices Platform ユーザー サービス(CDPUserSvc)
  5. ConsentUX のユーザーサービス(ConsentUxUserSvc)
  6. Contact Data(PimIndexMaintenanceSvc)
  7. CredentialEnrollmentManagerUserSvc(CredentialEnrollmentManagerUserSvc)
  8. DeviceAssociationBroker(DeviceAssociationBrokerSvc)
  9. DevicePicker(DevicePickerUserSvc)
  10. GameDVR とブロードキャスト ユーザー サービス(BcastDVRUserService)
  11. MessagingService(MessagingService)
  12. NPSMSvc(NPSMSvc)
  13. P9RdrService(P9RdrService)
  14. PenService(PenService)
  15. PrintWorkflow(PrintWorkflowUserSvc)
  16. Udk User Service(UdkUserSvc)
  17. User Data Access(UserDataSvc)
  18. User Data Storage(UnistoreSvc)
  19. Web Threat Defense ユーザー サービス(webthreatdefusersvc)
  20. Windows Push Notifications User Service(WpnUserService)
  21. クリップボード ユーザー サービス(cbdhsvc)
  22. デバイス フロー(DevicesFlowUserSvc)
  23. ホストの同期(OneSyncSvc)

こうして列挙してみると、なかなか壮観な監視状態ではある。これらの監視は、このPC上でのあらゆる作業内容を「抜く」ことが出来る状態をも意味する。なお、カメラ機能が監視されるサービスに何故含まれていないのかというと、明るい場所では人影がぼんやり映る程度になるよう、私がカメラにガムテを貼っているがゆえであろう。連中の側も、サービスを機能させ監視しなくとも良かろう(、あるいは、いつもゴミみたいな映像しか映らないがゆえ、データを分析するほかなく、その手間を惜しんだ)と判断したのではないか。ただ、この事実自体が、私のPC上のサービスを監視する業務が継時的に遠隔で行われていることの傍証ともなるのであるが。なお、私は、WiFiも普段オフにしている(し、これをBIOSで停止させる位の手間を掛けてはいる)が、この対策が十全に機能するか否かについては、全くネガティブである。

私のPCに起きている扱いが正当なものであり、嫌なら使うなと述べたのは、山市良[1]である。彼や同種の暴論を無批判に世に広めてきた者達は、戦後に如何に振舞うことになろうか。なお、拙論を注意深く読んでいる者であれば、私が条件付きで積極的にこの仕打ちを許容していることについて、直ちに理解できる筈である。ゆえに、山市や彼の同類に対する私の評価が如何なるものであるのかを同定しにくいことも、同時に理解できよう。ただ一点、指摘しておく:MSFTの如きイチ営利企業は、この種の権利を許す仕組みを整えると、どのインサイダーがこの仕組みを何時・如何様に悪用するのかを把握できぬがゆえ、拙記事(2018年3月11日)で勅許会社について述べた如く、使い捨てとなる扱いに甘んじざるを得ない(。そこから導出される結論は、私が「西側各国」の株式指数について想定している通りである。なお、本記事の直接のスコープは、IT企業大手の一つに係る悪事に対して向けられてはいるものの、ほぼ3年に亘る猶予があったのであるから、当然、実質的な企業活動の人員リソースがこれらの国に由来し上場・非上場を問わぬ企業の内でディープ・ステイトに協力した全てのものには、相応の責任が伴う。相対的に負の影響を被った人民は世界に・後世に広く及ぶ以上、少なくとも配当の過半が充当されることは、適切な償いの必須条件となろう。大抵の富裕層が税を嫌い赤字企業を設立・運営・維持することで富を保全している現実を考慮すれば、企業のみを当初のターゲットとする方法論は、きわめて平等な結果を期待できもしよう)。


[1] Windows 10で増殖する“謎サービス”の正体を追え!:その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(82)(1/2 ページ) - @IT
(山市良, 2017年5月1日 05:00)
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1705/01/news009.html




2023(令和5)年8月2日19:49追記

例によって、誤記の類を赤で訂正した。

本ブログの公開は本日17:18付であり、その後、18:13前に、なけなしのカネで(ありそうな図書館に行く交通費の方が高くつくとの判断から)ジョン・M・L・ヤング『徒歩で中国へ』を買ったのだが、その決済に係る速報メールが19:46まで届かなかった。本件のように、どうでも良いと人間なら判断すべき内容の決済すら無能な監視者の下に置かれるというのは、やはり気持ちの良い体験とは言えない(。当然、宮台真司と宮崎哲也が『M2』のどこかの回辺りで論じた「米民主のフィールグッド政策」を揶揄する目論見が、本段落には込められている)。監視が必要であること自体は否定せぬが、いやしくも担当者共がその必要を訴えるのであれば、即時にアウト・セーフを切り分けられる脳味噌を備えて欲しいものである(、そして、全知全能の神は、私の内心とその危険性を正確に把握されている筈である)、と思う次第である。

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