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2017年7月16日日曜日

(メモ)森友学園疑惑に係る「辞めます」議事録は4月11日に公開されている

田中龍作氏が大マスコミに比べてジャーナリストとして良い仕事をしている事例にまた一つ行き当たったので、報告しておく。2017年2月17日、衆議院予算委員会において、安倍晋三氏は、森友学園疑惑に対して

私や妻がこの認可あるいは国有地払い下げに、もちろん事務所も含めて、一切かかわっていないということは明確にさせていただきたいと思います。もしかかわっていたのであれば、これはもう私は総理大臣をやめるということでありますから、それははっきりと申し上げたい、このように思います。[1]
と答弁した。1カ月以上を経過した4月5日、田中龍作氏は、該当する議事録が未公開であることを報告した[2]。その後、程なくして、議事録は公開されるに至っている。

議事録は、HTMLファイルおよびPDFファイルとして公開されているが、それらのファイルの更新日によって、公開日時をある程度正確に推定可能である。特に、PDFファイルは、ファイルのタイムスタンプとは別に、作成日時に係るデータを保持している。このため、PDFファイルに記録された日時をファイルの作成日時と見做すことは、特に問題ない行為であるものと認められる。

ファイルの更新日時等は、下表のとおりであり、田中龍作氏の指摘を受けて作業が進められたと観るのが順当である。作業の実態として想定される状況には、複数のものが考えられるため、ここであれこれ推測することは、意味の薄い作業であろう。ただ、PDFファイルのタイムスタンプから、これらの議事録がすべて一括して作成されたものとは考えにくいことは、指摘できよう。HTMLファイルのアップ作業は、PDFファイルによる決裁後の深夜1時である。自動化されているとは思われるが、多少のブラック風味を感じるのは、私のうがち過ぎであろうか。(作業が自動化されていれば、翌日の午前1時という時刻指定は、アップせよとの指示が、20時であろうが、21時であろうが、問題なく反映できるだけのタイムラグである。)

本記事は、明らかに、昨日(2017年7月16日)の記事の続きであり、一応、私なりに色々とわきまえた上で作成・公開するものである。従来の戦争屋にとって、わが国の総理の首は、簡単に挿替えられるという認識があったものと思われる。閣僚や総理が「ものもらい」になって眼帯を付けるという「事象」に係るニュースの頻度は、通常人に比べればかなりの高さであるし、「アラスカまで連行されてマッパ」という不穏な噂も、良く知られたものである。これらの条件下では、森友学園疑惑のような、戦争屋の利益に直結しない話に係る出席者の発言は、戦争屋にとっては、大したことのない重要性しか持たないし、総理の森友関連発言が総理の首に直結しないことは、現政権に反対する人々であっても、多くの人々がわきまえていることであろう。他方、水道事業の運営がいつ全国的にすべて民営化されるのか、これがいつ明言されるのかは、戦争屋にとって、非常に大事なビジネスチャンスに係る話である。水にまつわる話を急かすために、水を用いた気象異変を装った攻撃がわが国に加えられているとすれば、これは到底許せない話である。(原理上は可能であるし、また、これが実用されているとすれば、鹿児島の震度5の地震も、同様の脅迫として理解することも可能である。)仮に、気象兵器を用いた戦争屋による政権への脅迫が政治家たちに現実の脅威として共有されてきたとすれば、山本太郎氏が麻生太郎氏に協力するために不規則発言をなしたという可能性すら拓ける。

山本太郎氏と麻生太郎氏が真の国益のために本件では協力しているとすれば、わが国における現在の勢力図は、相当に錯綜している。この協力関係が事実であるとすれば、2017年6月10日に予想した方向へと政界が再編されつつあるが、その様相は、より希望の持てる内容となっている、ということになる。同時に、2016年07月31日の拙稿における『国際情勢の分析と予測』のブログ主「princeofwales1941」氏による「新自由主義的な政策を掲げる清和会が日本の首相を務めることで、敵である国際金融資本の目を欺く目的と想像する。」という記述に対する批判は、誤りであったことになる(。ただ、従来の「悪事」が「弱味と利益を共有する仲となる」という形式を取り、現に特区という脱法的な手段を用いて進められてきたことを踏まえれば、現政権がクリーンであるとはとても言えない。決してクリーンではないが戦争屋よりはマシという点では、「princeofwales1941」氏の見解と、現政権に対する私の評価は、共通するものと思われる)。


会議日号数PDFファイル名PDF作成日時PDF変更日時HTMLファイル名HTML更新日時
2017年2月17日 第12号 19302170018012.pdf 2017/04/11 17:03:00 2017/04/11 17:03:01 19302170018012c.html 2017/04/12 01:00:02
2017年2月20日 第13号 19302200018013.pdf 2017/04/18 11:57:50 2017/04/18 11:57:50 19302200018013c.html 2017/04/19 01:00:04
2017年2月23日 第14号 19302230018014.pdf 2017/04/18 14:35:29 2017/04/18 14:35:29 19302230018014c.html 2017/04/19 01:00:03
2017年2月24日 第15号 19302240018015.pdf 2017/04/18 14:25:25 2017/04/18 14:25:26 19302240018015c.html 2017/04/19 01:00:02
2017年2月25日 第16号 19302270018016.pdf 2017/04/24 13:37:05 2017/04/24 13:37:05 19302270018016c.html 2017/04/25 01:00:03

[1] 衆議院会議録情報 第193回国会 予算委員会 第12号
(2017年02月17日、2017年04月12日公開か)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/193/0018/19302170018012c.html

[2] 田中龍作ジャーナル | 【アベ友疑獄】首相答弁「関わっていたら辞めます」 ― 議事録がない!
(田中龍作、2017年04月05日11:54)
http://tanakaryusaku.jp/2017/04/00015624

〔...略...〕衆院予算委員会の議事録が、一ヵ月以上経ってもHPに掲載されていないことが、分かった。

掲載されていないのは2月17日、20日、23日、24日、25日の予算委員会。いずれも森友疑惑が取り上げられた。




2017年7月17日訂正

文章の冗長な部分を削除した。

2016年11月3日木曜日

(メモ)石原慎太郎氏の「記憶にない」発言は公文書の透明性を高めるか

 豊洲市場建設の経緯に係る小池百合子都知事名による質問書に対する、10月26日時点の石原慎太郎氏の回答は、要は、「都の内部文書に当たって欲しい」というものである。これらの質問は、そもそも、日記や個人的なメモを付けていなければ、覚えていられないレベルの話であるし、日記やメモを付けていても、都の内部における決裁の詳細を日記に付けて良いものか否か、ということになろう。ただ、当人のスケジュールと面会相手の情報だけからでも、大きな話であれば、多少は思い出せるものであろうとは思うのだが。

 仮に、カジノ転用計画に石原氏が「一枚噛んでいた」とすれば、覚えていても回答しないということは、十分にあり得る話である。都の内部文書によって後追いすることも困難かも知れない。石原氏が本件を日記に付けているとすれば、松本清張氏の『黒革の手帳』の世界の話である。日記に委細漏らさずカジノ転用計画を記すなんて、石原氏らしくないように思える。もちろん、本段落の話は、仮定の話であるから、それ以上でもそれ以下でもない。

 豊洲市場は、現時点で浮上している各種の材料から見れば、当時の担当の都職員から見ても、責任者が「生贄」にされかねない種類の危険な話であることが予想できていたであろう案件である。このため、当時の市場に関与した都職員は、各人が何らかの保険を掛けているはずである。それは、石原氏の言うように、「のり弁的」ではない決裁文書に逐一記されているかも知れないし、もう少しほかの手段であるかも知れないが、空手ということはないであろう。誰でも同じ判断に至ることができるような判断を組むことは、正しい公務員としての保身術であるから、当初の学識経験者の提言を無視するからには、相応のバックアップが存在していると考えるのが、外部から見た場合の本件の評価となろう。

#念のため、本記事は、基礎ピット(または地下ピット)を設けるか否かに係る都職員の処分ではなく、カジノ転用計画を知っていたか否かという部分を想定して記したものである。直感に過ぎないが、本件基礎ピットの話は、二段底になっているはずである。


Listening:<豊洲問題>小池知事の質問・全文 / 石原氏の回答・全文 - 毎日新聞
(記名なし、2016年10月26日)
http://mainichi.jp/articles/20161026/org/00m/040/005000c